インフルエンザ 次亜塩素酸 アルコール どっち

消毒をしたいけれど、アルコールと次亜塩素酸 どっちが良いのかな？と迷っていませんか。 器具などの物の消毒には次亜塩素酸 商品はいろいろありますが、ミルトンやピューラックス、ハイター といった商品名の物が次亜塩素酸ナトリウム製剤です。 インフルエンザやノロウイルスに効果的と言われ注目されているのが、「ジアレックス」という「次亜塩素酸水」なんです。除菌性能や、使い方、アルコール消毒との比較もしてみました。 そこに消毒用エタノールや洗剤があれば、さらに有効ということになります。ただ、次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で刺激性が強く、皮膚や粘膜を荒らしてしまうため、0,05%に薄めるとはいえ、取り扱いに注意をするよう厚労省は呼びかけています。新型コロナウイルス（SARS-CoV2）はエンベロープといわれる脂性の膜をもっています。消毒液が品薄になったことで、消毒液では無いものまでいつのまにか消毒液になってしまうという異常事態になっています。Copyright © 2020 FreeBit EPARK Healthcare, Inc.All Rights Reserved．高濃度エタノールは消毒用エタノール以上に引火性が強いため、取り扱いに注意し、消毒用に調整するために使用する容器などを清潔に保つなど衛生面への配慮をしていく必要があると厚労省は指導しています。消毒用エタノールに代替できる高濃度エタノール製品の表示や広告には、「本製品は医薬品、医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として、手指消毒似使用することが可能です(引用)」といった掲載が許可されています。厚労省は手洗い同様、「こまめなうがいも消毒効果あり」と認めています。そこで歯科でも使用されている「次亜塩素酸水」が注目されています。エタノールとメタノールは絶対に間違えてはなりません。正しい知識を身につけて、飛び交う情報をしっかりとセレクトしていきましょう。70%消毒用イソプロパノールは消毒用エタノール同様、医療機関でよく使用されています。ところで、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムのどちらも「食品添加物」です。食品添加物には、マイルドで安全性の高いものから刺激が強いものまであります。殺菌力を有する次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)がありますが、次亜塩素酸のほうが殺菌力は強力です。アルカリ性になると次亜塩素酸イオンが増え、酸性になると次亜塩素酸が増えます。私たちの身近にある燃料用アルコールはホームセンターや薬局、ドラッグストアなどで容易に購入できます。当業者から消毒用エタノールの代用品として購入する場合はとくに下記の2点に注意してください。現在はメタノールを含むお酒はありませんが、入手しやすい燃料用アルコールを自殺目的で飲用するなどのケースがときにあるようです。➀エタノール濃度70～83vol%内であることを確認(それ以上の濃度であれば精製水で左記の濃度にまで薄める)致死量(経口致死量)：100％メタノールとして30～100mlNHKニュースでは「手や指など皮膚への使用については現時点ではまだ科学的に安全性が確立されていないため、使用を控えるように」というNITEの話を伝えていました。第二次世界大戦後、メタノールを混ぜた非正当の酒が市場に出回り、多数の失明者、死亡者が出てしまったことがありました。上記の3種類の中で一番消毒効果が高いのは、消毒用エタノールです。また、次亜塩素酸ナトリウムは0.05％に薄めてドアのノブや食器などの清拭に使用することで、安全に消毒が可能と厚労省が指導しています。ウイルスは細胞に付着することで増殖するため、エンベロープが破壊されると、新型コロナウイルスは増殖できなくなります。新型コロナウイルス感染流行という状況において、高濃度エタノール製品(無水エタノールやエタノールなど)を消毒用エタノールの代用品とすることを厚労省は許可しました。次亜塩素酸水は安全性の高い食品添加物であり、次亜塩素酸ナトリウムは漂白などに使用される刺激性のある食品添加物です。2020年5月末に「現時点での新型コロナウイルスに対する有効性は確認できず」と、NITE(※)から中間結果が報告されました。但し、さらなる検証試験は続行されることとなりました。両方ともアルコールに属していて、字もたった一文字しか違いませんが、各性質や使用目的は異なります。※消毒用エタノールにイソプロパノールが配合された製品(消毒用エタノールIP)もあります。ただ、メタノール処理能力に個人差があり、上記よりも少ない量であるいは多い量で死亡や失明するケースがあります。NITE(独立行政法人　製品評価技術基盤機構)は経産省の要請に応じて、消毒用エタノールなどのアルコール類以外の効果的な消毒法を増やすために文献調査を実施してきました。エタノール(別名：エチルアルコール)は、アルコールの一種です。アルコールといわれるものはたくさん存在しますが、一般的にアルコールといえば、何の補足的な説明がない場合、エタノールをさしています。メタノールが大部分である工業用メタノール(アルコール)やエタノールなどの消毒液の原料が配合されていてもメタノールを含む燃料用アルコールは、消毒用として使うことはできません。○70%消毒用イソプロパノール：イソプロパノール濃度68.0～72.0vol%このように次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、使用できる対象物や取扱い方法が異なっています。(引用先) 新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の使用について(厚生労働省)そのため、酸性物質である次亜塩素酸水のほうがアルカリ性物質である次亜塩素酸ナトリウムよりも殺菌力が強いことになります。燃料用アルコール：メタノーにエタノールやイソプロパノールが配合されています。NITEは近日中に、上記の「1〜3」の有効性についてウイルスを使用した実証実験や専門家の意見などから評価していきます。これらの評価から、消毒法の選択肢が増えることが期待されます。ちなみに、脂性の構造を断つことができる界面活性剤(洗剤など)もエンベロープを破壊することができます。NITEはそれらの製品に対して、製法や液性、濃度、成分、その他について明記していないものが多いと警告しています。話題になっている次亜塩素酸水は塩酸または、塩化ナトリウム液(食塩水)を電気分解して作られます。次亜塩素酸が主成分であり、酸性物質です。○イソプロパノール：(別名イソプロピルアルコール：IPA)イソプロパノール濃度99vol％以上このようなことからも、消毒用エタノールの活用が推奨されているわけです。そのため、消毒目的であれば、60～90％の範囲内での使用が妥当とされています。これ以上に高い濃度になると、消毒効果は低下します。エタノール濃度が高い無水エタノールは消毒用ではなく、精密機械などの清拭によく使用されています。なかには感染力が1～3日程度、維持されることがありますが、流水のみでも丁寧な手洗いでウイルスを流し落とすことは可能と考えられています。メタノールを飲んでも2～3日間は無症状であることもあり、症状がなくてもメタノールを飲んだのであれば、たとえ無症状であっても直ちに医療機関を受診する必要があります。従って、アルコール消毒とよくいいますが、このアルコールとはエタノールのことになります。消毒用エタノールが全国規模で品薄であり、この苦境を解決する目的で政府はいろいろな対策を立てています。酒税法に則った酒類製造業(販売業)者にも厚労省は、消毒用エタノール品薄改善のサポートを求めています。健康な肉体や皮膚であれば、新型コロナウイルスが皮膚に付着しても中に入りこむことができず、時間経過とともに破壊されます。また、「次亜塩素酸水を生成できる」とした製品に対しても使用にあたっての必要な事項が表記されていないものがあるとも報告しています。また、次亜塩素水については、新形コロナウイルスに対する有効性や使用に対する安全性が確立されていないため、使用を控えられるようお願いいたします。また、エタノールよりは安価(酒税がかからない)というメリットがある半面、毒性や脱脂力が強いというデメリットがあります。上記のうちで微酸性次亜塩素酸水の殺菌力が一番強く、その上、ヒトの体液や皮膚の㏗に一番接近していることからうがい用に適していると考えられています。このことからも、微酸性次亜塩素酸水がうがいに適していることが伺えます。厚労省が次亜塩素酸水としているのは「強酸性」と「微酸性」です。※「1-2. エタノールとメタノール　1字違いでも大違い」を参照してください。流水でもしっかりうがいすれば、効果があります。また、歯磨き粉や洗口液には新型コロナウイルス消毒に有効な界面活性剤も含まれています。ところが、現在、消毒用エタノールが品薄になっていることもあって、名前が酷似したメタノールを消毒用と勘違いして購入しようとし、薬剤師や登録販売者に注意されるという事態が起こっているようです。工業用アルコール(メタノール)は劇物指定であるため、薬機法で定められた鍵のかかる場所に保管されています。メタノールは工業系、燃料系で使用されますが、毒性が強くヒトの消毒に使用することはできません。しかし、次項で説明いたしますが、次亜塩素酸水が新型コロナウイルスへの消毒に有効であるか、ヒトへの安全性は確立されているかという点でNITEから報告がありました。うがいについてですが、うがいは新型コロナウイルス感染防止に有効と厚生労働省による推奨は変わりません。厚労省の告示には、強酸性次亜塩素酸水の用途を「手指・内視鏡の洗浄消毒」とあるのに対して微酸性次亜塩素酸水の認可している用途を「特になし」としています。次亜塩素酸は元々、体内でも作られ、体内に侵入した病原菌やウイルスを攻撃する殺菌成分です。そのため、人体に優しく安全性も高いというメリットがあります。厚労省は、新型コロナウイルスの殺菌消毒にこまめなうがいを推奨しています。そのうがいに次亜塩素酸水にスポットが当てられています。70(w/w)%( 76.9〜81.4vol%)エタノールの殺菌力が、一番強いと考えられています。そのため、新型コロナ感染予防などのために頻繁に使うと、手荒れを起こしやすくなります。薬局やドラッグストアでは消毒用アルコール(エタノール)もおかれていますが、燃料用アルコールは医薬品ではなく、医薬品である消毒用アルコールとは別に陳列してあります。

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