政策提言 論文 書き方
広く共有されている知識に関して新しい見方を示す論文、あるいは政策提言のような場合には注は不可欠ではないからだ。とは言え普通は論文に注はつきものである。 それでは注とは何であろうか。これは情報の住所である。つまりある知識が、どこから得られたかを明記して、読者が望むならその情報に再接近できるように道筋を示すわけだ。これによって疑い深い 論文 ・レポートを ... 引用の書き方 ... 韓国版の「ニューディール政策」 1. 政策ビジョン研究センターでは、2008年10月に本格的に活動を開始して以来、多数の研究ユニットで、政策提言に向けて研究を行っています。 このページでは、科学的なエビデンスに基づく政策提言を行うことを使命とする政策ビジョン研究センターとして、これまでの研究成果をまとまった形で発信して参ります。 Read in English. それに伴い、今から2次試験の政策論文や人物試験対策を行う方も多いでしょう。今回は、そんな政策論文について解説していきたいと思います。 目次. 平成27年4月. 自らの論文執筆の体験をもとに、そのポイントと思われる点を列挙してみた。もちろん、これは一つの考え方に過ぎない。他の研究者は、論文に関して違う認識と手法をもっているだろう。だが、どのような方法をとるにしろ、論文執筆というのは人類の知の総体に貢献しようとする壮大な試みである。特権的な行為であると同時に、その特権に伴うそれなりの覚悟と努力が求められる。誰にでもできることではないし、誰にでも勧めようとは思わない。しかし論文の完成時の喜びは大きい。この喜びが多くの研究者の努力を支えている。どんな小さなテーマでも、知的にはまだ誰も立ったことのない地点に到達したという認識に感情的な高揚さえも覚えるものである。大胆な構想、強固な論理、緻密(ちみつ)な実証、そして明快な文体で時代を突き動かすような論文を書きたいものである。次に来るべきは、テーマについての資料や先行研究の概観である。どのような文献があるのか、あるいは、どのような研究が既に存在するのか。先行研究の弱点は何か。そうした議論が展開されるべき箇所である。前述の穴埋め型の論文であるならば、見るべき先行研究が存在しないと指摘する場面であろう。インターネット(ネット)から得た情報を使って論文を書く例が増えている。ネットは便利ではあるが、問題もある。ネット上の情報が信頼に値するかどうかの判断が難しいからである。また、ある時期はネットで閲覧できても、後にネットからその情報が削除される場合もあるからである。それゆえ、インターネットに関する注ではURLと同時に参照した日時を付記するという慣行が定着しつつあるようだ。それでは注とは何であろうか。これは情報の住所である。つまりある知識が、どこから得られたかを明記して、読者が望むならその情報に再接近できるように道筋を示すわけだ。これによって疑い深い読者は、その資料を自らの目で確認することができるだろう。また興味ある読者は、その資料に当たって勉強を深めることができる。つまり注は、疑いと興味を抱く読者のためのサービスである。ちなみに往々にして両者は同一人物である。こうした注の存在意義を考えると、情報が特別になればなるほど、注の必要性が高い。「東京オリンピックが開催された1964年に」といった場合には注をつける必要は恐らくないだろう。逆に「レーガン政権の時期に西側の軍事演習をソ連は核攻撃の前触れと認識し、戦争準備の体制に入った。これにより第三次世界大戦の瀬戸際まで米ソは近づいた」というような目新しい記述の場合にはその情報源を示すことが不可欠であろう。書物から得た情報である場合は、著者、『書名』、(出版社、出版年)、ページの順で示すのが普通である。インタビューで得た知識であれば、情報提供者の氏名、役職、聞き取り場所、日時などを明記する。この場合は、その情報には書物を読んだって再接近できませよという「行き止まり」の表示のような役割を果たすことになる。注の果たす役割のもう一つは論文がどのような資料に基づいているかを示すことである。強固な地盤の上にしか高層建築物を立てられないように、信頼性の高い資料によっていない論文は、説得力をもち得ない。注は論文の材質を示すわけだ。この項は通常は「終わりに」との小見出しを付けて叙述される。しかし、これも筆者は好きではない。論文の第一の目的が読まれることであるとすると、第二番目は読者の説得であろう。これは前述の「実証」が受け持つ役割である。そして第三のねらいは、読者にその論文の内容を覚えてもらうことである。読まれた直後に忘れられたのでは、いかにも残念である。どうすれば長く読者の記憶に自らの議論を残せるだろうか。一つの手は、印象に残る終わり方である。印象に残る結びの文で論文を終えたい。となれば「終わりに」という小見出しで終わるのは、もっとも有効な方法ではない。最後の一句で勝負するくらいに頭を絞って、まとめの文章を書きたいものである。だが実は大半の論文は最後の一句では終わらない。注をつけるのが普通である。この注がついているかどうかが、論文と他の様々な文章の最大の違いかもしれない。注がついていなければ論文ではないということではない。広く共有されている知識に関して新しい見方を示す論文、あるいは政策提言のような場合には注は不可欠ではないからだ。とは言え普通は論文に注はつきものである。注について付言すれば論文の末に書く場合もあるし、何章もあるような長い論文の場合には、それぞれの章末に記載する場合もある。また脚注と呼ばれるように、それぞれのページの下の欄に書く場合もある。議論の根拠をその場でページをめくらずに視線を動かすだけで確認できるので、脚注は読者の思考を妨げる程度が少ない。こちらの方が親切である。との判断から最近は筆者自身は脚注を好んでいる。ここが、論文の本体である。自らの主張を述べ、それを証明する論文の檜台(ひのきぶたい)である。コース料理で言えば、メイン・ディッシュにあたる。ここでこそ、存分に筆を振るっていただきたい。情報の住所を示す、あるいは論文の材質を示すという以外の役割を注に課す著者が多い。論文の本文で一つの議論を展開しながら、注では反論を述べてみたりなど、注を議論の場面にしてしまう傾向が多々見られる。こういう筆者もかつては、そうした経験があるのだが。しかし注で議論されると、読者は本文と注の二つの議論の流れを同時に追うことを迫られる。これは読者にとって負担であるし、失礼である。注で議論する価値があるならば本文で述べるべきである。また本文に溶かしこむ価値がないのなら、おそらく議論する価値はないであろう。自戒の念を込めて強調しよう。注での議論は最小限にとどめたい。*放送大学では2009年度放送開始の『市民と社会を生きるために~実践のすすめ~』というラジオ番組を制作中です。その中で高橋は第12回「論文の書き方」と第13回「プレゼンテーション」を担当予定です。ここにアップしたのは放送教材を補完するテキスト(印刷教材)の草稿です。ここまで書いてくれば論文の構成も自ずから明らかであろう。最初にあるべきは、その論文が何を成し遂げようとするのかという狙いの明示である。論文が前述のどのパターンであるのかを示す部分である。通常は「はじめに」とか「問題の所在」とかいった小見出しを付けて語られる部分である。日本語で書かれる論文の多くは、そうした小見出しで始める。実証の後に論文を終わる。しかし終わる前に、まとめが必要である。自らの研究の結果によって既存の理論、仮説、命題などが、どのような補強を、修正を、あるいは批判や反論を受けたかを、まとめる場面である。同時に論文の受けている制限について謙虚に叙述する必要がある。読破した資料が限られているため、自らの提示した新しい解釈が暫定的なものに過ぎず、今後の一層の研究を待たなくては断定的な論議はできないといった内容を述べる。言わば、ただし書きに当たる。先ほどの射撃と的のたとえを続けるならば、その論文の有効な射程距離を明記する部分である。だが、そうした小見出しは、好みではない。論文の最初に書いてあれば、「はじめに」に決まっている。内容は「問題の所在」しかないはずである。それなのに、そうした小見出しを使うのは、第一章のタイトルに「第一章」とつけるようなものである。より豊かな表現を求めようとする努力の放棄であり、読者に対する侮辱である。論文は文学作品ではない。しかし、読まれたいのならば、その出だしは読者の興味をそそるように書かれるべきである。その他の無数の論文と同じ「はじめに」という書き出しで始まる文章を誰が読みたいと思うだろうか。そんな退屈があくびをして眠りこけたような出だしの論文を誰が読むだろうか。読むのは、義務感に駆られた指導教員ぐらいだろう。と書けば言い過ぎかも知れない。だが「はじめに」とか「問題の所在」といった没個性的な小見出しの多いのは不愉快である。 母子保健検討委員会. 論文で何を行ったか • 分析から引き出される提言・含意 政策的含意 • 将来の調査研究の方向性についての議論 論文で用いた論理に決定的な前提とは データの利用可能性の限界 14 中国が尖閣に手を出せないワケ 2. 実際書き始めると様々な書きにくい点が… 8 データ収集. 幅広い分野からさまざまな政策提言などをいただくため、テーマは自由設定とし、最優秀論文は「研究紀要」に掲載いたします。 また、論文形式にとらわれない、自由な形式でご自身の業務体験で得た事や、思いを論じていただくエッセイ部門も併せて募集いたします。
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