5G オリンピック 観戦

5G オリンピック 観戦

All Rights Reserved.例えば、遠隔地に設置したバトミントンコートにあたかも目の前でプレーしているかのような映像を映し出し、臨場感を再現できます。実際の試合会場になっているバトミントンコートから、画像抽出技術によってコートの画像と試合をしている選手を切り出し、インターネットを経由して遠隔地にあるコートに合成して立体的に再現します。人々は、遠くにいながら、あたかも目の前で試合を見ているような感覚で楽しめるわけです。2度目の東京オリンピックを迎える日本において、5GネットワークとMRを使った3次元体験の実用化は、かつてのカラーテレビ同様に、スポーツ観戦に大きな変化をもたらします。具体的にはどのようなことが起こるのでしょうか。2020年、スポーツ観戦のスタイルが大きく変わりそうです。まるで、その場にいるかのように、競技や試合に入り込み体感するリアルな体験に変わるかもしれないのです。やむなく延期となった東京オリンピック・パラリンピックも、応援の仕方が大きく変わるのなら、あらためて待ち遠しくなりますね。テクノロジーが大きく変えるスポーツ観戦の新しい姿を見てみます。2020年に、MR技術によって3次元体験が実用化する際のポイントは動画です。データ量の大きい動画を自在に扱うには、高速な5Gネットワークが不可欠です。例えば、従来のアングルを切り替えた平面配信ではなく「マルチビューイング」による配信が挙げられます。マルチビューイングは、複数のビデオカメラで撮影された動画の中から、好きなアングルによる動画を選んで視聴ができるしくみです。さまざまな角度から視聴が可能であり、一部のテレビ局ではバレーボールの実況で実証実験が済んでいます。5GネットワークとMRというテクノロジーの革新が、スポーツ観戦を再創造しようとしています。まだ実際に試す機会は少ないかもしれませんが、その動向にぜひ注目していただきたいです。さらに、選手の動きがコート上で大きくなったり、近づいたり、小さくなったりします。選手の動きに合わせて変化していく映像も楽しめるわけです。このような立体的かつ臨場感があることから、テレビ映像よりもずっとスポーツ観戦に集中できそうです。いままでのスポーツ観戦よりも、選手の気持ちに同調でき、場合によっては入れ込み過ぎてしまうことにもなるかもしれません。劇的に進化したライブビューイングと言えるでしょう。5GネットワークとMRは、家庭におけるIoT(Internet of Things)の普及を加速させるといわれています。1964年の東京オリンピック開催に照準を合わせて登場したカラーテレビもそうでした。そして、カラーテレビは画期的な新メディアデバイスとして衝撃を与えました。音声にも5Gの高速性が生かされます。3D オーディオの導入により、「音の距離」や「音の広がり方」などを意識した立体的な音響を実現できるようになります。耳をすませば、その場にいるかのような臨場感が味わえるのです。スポーツ観戦に劇的な変化をもたらすのが、高速・大容量なインターネット接続が可能となる移動体通信方式「5Gネットワーク」や「MR」(複合現実)といった新たな技術です。5Gネットワークなら、2時間の映画データを3秒でダウンロードできるといわれています。これにより、大容量データ処理が必要なVR(仮想現実)/AR(拡張現実)を用いた新しい3次元体験メディアとしてMRのコンテンツを提供できるようになります。これらスポーツ観戦における各方面の進化は、観戦者の身体感覚や感性の多様化を促すことができます。この多様化を実現するために、5GネットワークとMRを使い、スポーツシーンの画像抽出や合成手法を駆使するのです。

5gは何がすごいのか? 5gとは、第5世の代移動通信であり、現在中心の4gに続く新しい規格だ。日本では2019年~2020年からの商用化を目指している。 東京オリンピック・パラリンピックまで半年を切った。オリパラを前に日本でも始まるのが、第5世代移動通信システム(5g)。高速・大容量、低遅延という特徴を持ち、スポーツの世界にも大きな変化をもたらすとされる。5gのテクノロジーがどのようにスポ 将来、5G端末の大量の貸し出しや、VR付きのバブリックビューイングが設定されば、もっと新しい感動が得られるのかもしれない。とはいえこれは、私が期待しすぎていたから、ともいえる。5Gが着々、ソフトバンクは超高速通信などをデモ、KDDIは時速190kmでハンドオーバーに成功なぜ韓国は、世界初の5Gデビューにこだわったのだろうか? サムスン電子は、iPhoneを超えるが世界一の生産台数を誇るスマホメーカーだ。またLGモバイルも高いシェアをもっている。さらに同国は、電化製品や自動車においても、世界一になったという自負がある。しかし、この世界初の5Gは韓国のプライドや威信をかけてのチャレンジというだけではなさそうだ。冒頭にも書いたように、今回の試合中継では5Gを使った新しい映像手法が登場してきている。テレビ以外でも、一部ニュースサイトで見ることができる。今回の5Gは、「平昌5G」と呼ばれる独自規格でデビューしている。5Gの規格については、世界統一規格の策定中であり、韓国がいち早くデビューさせる理由はどこにあるのだろうか?2月8日、私は韓国に飛び、会場となる平昌、江陵(カンヌン)の各会場、そしてその会場周辺やソウル市街で設置されている5Gパビリオンの様子を見てくることにした。こうした新しい技術体験は、オリンピック会場内のパビリオンや外部のICTプラザなどで、楽しめるようになっていた。そのため、スポーツイベントにも関わらず、テックイベントとしての側面が濃厚に感じられた。江陵のパピリオンでは、VRやARを使ったゲーム感覚の体験イベントが行われていた。また同会場には、KTをはじめ、サムスン電子、アリババなどIT企業や自動運転技術のPRとする現代(ヒュンダイ)や起亜(キア)などの自動車メーカーも名を連ねていた。世界初の5Gの実証実験サービスが韓国・平昌オリンピックで始まった。今回の平昌オリンピックでは、テレビでユニークな映像がいくつか流れていることに気付いているだろうか? 映画マトリックスのような回転映像のタイムスライスやオムニビュー、シンクビュー、VR360といった新手法の映像が 日本でもテレビ放送の一部に取り入れられ、新しいスポーツ観戦の手法が始まろうとしているのだ。また、5Gを理解する上で、我々は映像制作側の撮影手法と、ユーザーとして利用する受信手法の二つの面での利用があることを分けて考えるなければいけない。プロフェショナルな映像制作では、いろいろな5Gの使い方があるし、工夫もされている。しかし、受信側としては、5Gの専用端末が手元になければ、そのメリットは感じられない。「オムニビュー」は、いろいろなポイントから、ストリーミングで競技中に視聴者が望む視点のリアルタイム映像と各種情報を見ることができるものだ。バイアスロンなどでは、GPSと組み合わせて、位置情報を得ながら見たい選手のライブのシーンを見ることができる。同じように、ソウルの光化門(クァンファムン)広場では、KTのパビリオン、近くのシティセンターには、KTの競合であるSKテレコムが、よりエンターテイメント色の強い5G・VR体験パビリオンを設置していた。また農業地帯の江原道(カンウォンド)のウィヤジ村には5Gビジレッジ、ソウル駅、仁川(インチョン)空港にもICT体験コーナー用意され、どこに行っても5Gというキーワードが自己主張をしていた。5G接続は、現在のLAN接続よりも高速となる。主流のLAN接続は100M〜1Gbpsだが、5Gであれば一気に10Gbps以上となる。1GB容量の映画1本ならば、10秒以内にダウンロードできるスペックだ。またレイテンシーの面でも、有線での遅れはケーブルそのものが抵抗になり発生していたが、それもなくなる。つまり、本メディアのサイト名ではないが、ワイヤーの性能をワイヤレスが超えるのだ。「シンクビュー」では、POV(ポイント・オブ・ビュー)として、選手視点での映像を見せる。今回は、ボブスレーの正面にカメラを設置して、高速の迫力ある映像をライブで見せるという。株式会社ドーモによる「マルチデバイスを考え続ける情報サイト」。スマホやタブレットのサイト制作に関する記事を配信中。このコーナーでは、モバイルラボに掲載された中から、WirelessWire News編集部が選んだ記事をご紹介します。江陵駅前では、物産展の横にKTが中心になって用意したICTプラザがある。実際にAR、VRなどの5Gと関連する疑似体験コーナーが用意され、韓国ITベンチャー企業のIoTおよびサービスのデモが行われていた。5Gというキーワードは各パビリオンに表れ、ゲーム感覚のVR体験は、子供たちを含めた認知においては、一部いいブランディングにはなっていただろう。ただし、多くの人はVRが5Gと勘違いしたかもしれない。[PR]人生100年時代の第4次産業革命。激変する時代のなかで、中小企業が生き残るための施策とは?  〜「IoT/RPA 働き方改革で創る、地域社会の未来のためのセミナー」レポートその1では、5Gとはなんだろうか? 多くの人は4Gに続く新しい通信規格で、より高速な通信性能を持っているという認識しかないだろう。おさらいをしておくと、5Gとは第5世代移動通信であり、現在中心の4Gに続く新しい規格で、日本でも2020年の東京オリンピックで実用サービスを提供しようとしている。最大通信速度は20Gbps(ギガビット/秒)で、4Gよりも40〜50倍も速い。また、レイテンシー(遅延)は1/1000秒以下となり、ほぼ遅れはゼロというスペックだ。また、多数の端末との「同時接続」も可能である。韓国は、平昌オリンピックで実証実験サービスを行い、2019年より一般試験サービスを計画している。また、日本、米国、欧州、中国でも、通信規格の統一後の2020年を試験サービスの目処としてきたが、ここに来て少し前倒しが進みそうだ。なぜ5Gが注目されるのだろうか。5Gの持つこれらの性能は、現在のITの要素である、AI,クラウド、VR、GPS、IoT、クルマの自動運転などの土台となる技術だ。ここがそれぞれ拡張するだけでなく、これらの要素が複合的に統合され、機能拡張していく。5Gはその後押しとなる高速通信手段だ。今回のオリンピックでスポンサーとなったKTは、2016年にサムスン電子、ノキア、エリクソン、インテル、クアルコムの6社パートナーを形成している。KTもサムスン電子も、グローバルに通用する基地局インフラ設備は持っていない。欧米プレイヤーにオリンピックを実証実験の場として提供し、強いパートナーシップの下に自分たちの強みの端末や設備機器の世界でキープレイヤーのポジションを確保しようという戦略、と考えるべきだろう。さらに、5Gライブ画像を楽しむ端末が圧倒的に少ない。今回、KTはサムスン電子と共同開発した5G専用タブレット1100台を用意し、パビリオンを中心にデモの公開をしていた。つまり、この5G端末の貸し出しサービスを利用しないと恩恵は受けられないのだ。このことは、現地の一般観客にはほとんど伝わっていないだろう。5Gを土台とする新しいIT革命、シンギュラリティとも呼ぶべき、社会変革の動きの発端はドイツからだった。ドイツは、2011年にインダストリー4.0(第4次産業革命)として、製造業のデジタル化・コンピュータ化を目指すコンセプトを発表した。ITを新しいビジネスためのプラットフォームとするドイツの国家的戦略的プロジェクトである。その後、世界各国でこの考えにならい、アメリカは「インダストリアルインターネット」、中国は「中国製造2015」、そして2017年3月には、日本で「コネクティッドインダストリー」が発表されている。しかし、どのパビリオンに行っても、5Gのワクワクするようなメリットがいまひとつ伝わっていないように感じた。原因の一つは、今回のデモが実証実験サービスの段階であるということ。5Gといいながら、どのVRデモもほぼ録画映像で、ライブの映像体験は極めて少ない。「タイムスライス」は、江陵のアイスアリーナで使われている。フィギュアとショートトラック競技が行われるリンクの壁面には、カメラ100台が一定の間隔で設置されている。決定的シーンを100台のカメラで撮影した後、複数の方向から分割して多角的に見ることができる。映画のマトリックスで見たような立体映像だ。5Gの実際の競技での利用は、平昌オリンピック15の競技種目のうち、ショートトラック、フィギアスケート、ハープパイプ、クロスカントリー、ボブスレーの5種目で利用されている。おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)日本に戻ってから数日間、このことを考え続けてきた。2年後の東京オリンピックでは、どうなっているのだろうか? まだ始まる前の5Gに苦言を呈するのはやめよう。ただし、次の四つの観点に分けて、5G利用を見せていく必要があると思う。「360VR」は、スケートやカーリングなどで、360度のVR(仮想現実)映像を見れるようにするものだ。今回のオリンピックは、韓国政府が世界初の5G実証実験サービスを開始することから、別名「5Gオリンピック」とも呼ばれるテック大会となるといわれていた。昨年2月のMWC(モバイル・ワールド・コングレス)でも、韓国の通信会社KT(旧コリアテレコム)がバルセロナ会場の巨大なブースで展示しており、参加していた私はKTの各スタッフに対して、どのようなサービスが開始されるのかをしつこく質問したことを覚えている。昨年5月に韓国大統領となった文在寅(ムン・ジェイン)は、「第4次産業革命委員会」を政府が後押しすることにした。IoTや自動運転に必要なインフラを国の主導で整備し、韓国が再びITの分野で世界をリードする構想を発表した。こうした新産業プラットフォームのその土台になる技術が5Gであり、世界でのポジション確保に重要だと注目されている。5Gを土台にしたITの戦いが今後、世界中で繰り広げられるようになる。まだ2年先、しかしわずか2年しかないという東京オリンピックでは、5Gを取り巻く環境はどう変わり、どんなスポーツ観戦のしかたが登場するのだろうか? 多くのアイデアと、ケーススタディの中から新しい手法やサービスが生まれてくるはずだ。一つ言えるのは、5Gをただの速い回線とだけ捉えててはいけない、ということだろう。4Gの時は、たまたまスマートフォンがあった。5Gがいまひとつ盛り上がらないといわれるのは、「明確な未来を見せるキラーコンテンツがないからだ」ということが原因かもしれない。では、そのキラーコンテンツとは、5Gでは何だろうか?

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